お世話になっております、みこりおです。
ルアーフィッシングを嗜む方であれば、一度は考えた事があるのではないでしょうか?
ルアーの目って本当に必要?
アイ・目玉に効果ってあるの??
…この点です。
様々な意見をお持ちの方がいらっしゃるでしょうし、かねてより議論されてきた内容かもしれません。
なのでハンドメイドルアーの自作好き、かつルアーフィッシングに尽きる事のない情熱を燃やす、私の個人的な見解をまとめてみようと思います。
この記事では、ルアーの目・アイについて
本当に必要なのか?
目玉に効果やメリットはあるのか?
このあたりを考察、私なりの考えを記させていただきます。
ハンドメイドルアー製作に際し『目・アイって本当に必要なのか?』なんて考えていた方、もしくはルアーの目玉が取れてしまった際に『補修した方が良いのだろうか??』と迷っていた方は参考にしてみてください。
ルアーの購入、もしくは使用するルアーに関して思案していた、なんて方も一緒に考えてみましょう。
目・アイがないルアーでも魚は釣れる
結論になってしまうかもしれませんが、目玉がないルアーでも普通に魚は釣れます。
つまり魚は捕食対象を『目があるor目がない、で判断してはいない』もしくは魚が思う捕食対象として『目玉の有or無、はそれほど重要ではない』と言えるのではないでしょうか?
この点はルアーフィッシングを嗜む方であれば、簡単にご理解いただける事でしょう。
ソフトルアー・ワームやラバージグ、スピナーベイト、スプーンetc.…そもそも目玉を備えていないルアーは多数、存在していますしね。
加えて目・アイが取れやすいルアーの筆頭、メタルジグなんかを利用する方も体感しているかと思います。
目玉がとれても普通に釣れるじゃん…
こう思った事がある方は多いのではないでしょうか?正味なハナシ…ナスオモリ等にアシストフックを取り付け、シャクっていても魚は釣れます。
『オモック』なんていう自作ルアーが流行した時分もあった事ですし、想像に難くないでしょう。
ルアーの目の効果とは?
上述した内容を鑑みれば…
目玉に効果なんてないんじゃないの??
こう考えてしまう方もいるかもしれません。しかし一概に、そうとも言い切れないと私は考えています。
「眼状紋」というものをご存知でしょうか?魚の体表の「目玉模様」なんて表現した方がわかりやすいかもしれませんね。
本物の目とは別に、目の様に見える模様があしらわれているのが眼状紋というものです。諸説あるのですが…
- 重要器官の集中する目の周辺への、外敵からの攻撃を避ける為
- 魚は目の向きにしか動けない為、移動する方向を他の魚・フィッシュイーターに誤認させる
『こんな効果があるのでは?』と言われたりしています。
コレが本当だとすれば、魚は他の魚・ベイトの目を認識している訳であり、ルアーの目玉は「リアルなベイトに見せる効果がある!」と言えるのではないでしょうか。
一般的に言われている魚の視力を鑑みれば、魚がベイトの目を認識しているのかどうか、正直…微妙な気はします。
しかし眼状紋のある魚は本物の目付近に黒っぽい模様が入っており、本物の目玉がわかり辛くなっていたりもするのです。
またフィッシュイーターがベイトの動きを先読みしたかのように反転し、ボイルする様などを見ていると、動く方向がわかっている様な気がするのも事実です。
本当に魚が目を認識していたとしたら、おもしろいな…
程度に考えておいた方が良いとは思いますが、ルアーの目玉には『まったく意味がない、何の効果もない』とは言えないでしょう。
それ以外の効果としては、人間から見て『ルアーが魚っぽく見える』『ルアーに愛着が湧く』といった点が考えられます…ルアーメーカーが目玉にこだわりを持つのは、コレが所以なのかもしれません。
ちなみに、私はルアーの目が取れてしまった場合は補修しますし、自分でオリジナルの目玉を自作したりもしています。ルアーを自作する際にも当然に、目を付けてしまいますね。
「このルアーの目はどんな風にしよう…」なんて考えるのも楽しいモノなのです。
ルアーに目って本当に必要?アイ・目玉の効果、さいごに
この記事では「ルアーの目は本当に必要なのか?」「ルアーの目玉の効果とは?」なんて事を改めて考えてみながら、お伝えさせていただいました。
別段、必要のないモノなのかもしれません。しかし個人的な考え方かもしれませんが…目玉があるルアーの方が愛着の様なものが湧きますし「釣れる気がする!」とやる気も出るものです。
あなたが持っているルアー、それが自作・ハンドメイドルアーであれ、市販品のルアーであれ、愛着を持って大切にしていただければ幸いです。
もし『ルアーの目を補修したいけどどうすれば…』もしくは『ルアーの目玉を自作したい!』なんてお考えでしたら▼コチラの記事▼などをご参考に!
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