お世話になっております、みこりおです。
ハンドメイドルアー製作における【塗装】の工程において、
魚のウロコっぽい模様が描けたらな…
どうやったらできるんだろう?
こう考えたことはないでしょうか?
市販品のルアーにおいてもさまざまなウロコ模様が描かれており、非常に魅力的な塗装に見えます。
モノによっては装飾に使うアルミシールの加工、模様付けによるルアーもありますが…
この記事では、塗装によるウロコ模様の描き方、
簡単な、100均グッズを使った方法
必要な材料、使用する道具類
これらについてを記します。
塗装方法の1手法、ちょっとしたコツみたいな内容ですが、知っておけば色々と応用も効くと思います。
あなたのハンドメイドルアー製作、もしくは塗装の技術がさらに1歩、前進することになるかもしれません。
ルアーのウロコ模様を塗装で描く方法、ウロコ模様ってどんな柄?
上の画像はトップコーティングも終了した完成後の様子。
あくまで1例であり、この後の項にてご紹介する使用する材料、により様々なウロコ模様を描くことが可能です。
今回の製作例ではルアーの背面に塗装していますが、もちろん側面に描くことも。
また私はエアブラシは所持しておらず、ハンドメイドルアー製作における塗装はすべて、缶スプレー塗料にて行なっています。
ルアーのウロコ模様を塗装で描く際の注意点、必要な材料、道具
ルアー塗装の注意点と保護具について
今回はウロコ模様を塗装する方法、についてをご説明します。使用する塗料が有機溶剤を含んでいる事はご存知の方も多いのではないでしょうか?
有機溶剤の蒸気や塗装粉塵、液体粒子が発生しますので相応の保護具が必要な作業という事です。
また塗装ブースを使用するなど、換気も十分におこなってください。
保護具については、
▼こちらの記事をご参考に▼
ルアーのウロコ塗装に必要な材料、道具類
ロッキングプライヤorペンチはルアーのアイを挟んで固定、しておくことで塗装を行い易くする便利な道具です。コチラも100均でも購入できますし、1本は持っておくと良いでしょう。
ゼムクリップは塗装後、ルアーを換装させる際に使用、クリップは洗濯ネットを固定するのに必要、コレらも100均のモノでも十分です。
そして今回のウロコ模様の塗装を行うにあたって、メインとなるアイテムが100均の洗濯ネット。
フェザー ウロコネット のようなルアーメイキング用品も販売されており、専用のモノなので『使いやすい』『綺麗に描ける』などのメリットがあるかもしれません。
しかしながら100均の洗濯ネットでも十分に役割を果たしてくれますし、手に入れ易く、サイズや形状なども様々なモノが選べるのでおすすめです。
ハンドメイドルアーのウロコ模様を塗装で描く方法・作業手順
私の製作例では黒を下地とし、シルバーでウロコ柄を描き、クリアカラーにて色付けという方法をとっています。
ベース色の上に洗濯ネットをかけ、ウロコ柄としたいカラーを塗布するだけでも可能ですのでお好みで。
手順①、②下地を塗装~洗濯ネットをクリップで固定
ベースカラー、私の製作したモノでは黒の下地を塗装、乾燥後のルアーを手頃な大きさにカットした100均の洗濯ネットで包み、クリップで固定。
またネットをルアーの素地に密着させるとハッキリとしたウロコ模様が描けますが、あまり密着させずゆるくクリップ止めを行うと淡いウロコっぽい塗装にすることも可能です。
次の工程の画像においてルアーのヘッド部分とそれ以外、を見比べるとわかりやすいと思います。
そして色々と試してみるのが面白いでしょう。
手順③ウロコ柄となるカラーを塗装
上画像はシルバーを塗装、乾燥後。
塗装全般に言える事ですが、1度に吹くのではなく数回に分けて塗布するのが良いでしょう、液ダレなどを防げます。
手順④クリアカラーでウロコ柄に色付け
コチラの画像はクリアブルー、クリアイエローにて色付け塗装した後。
この工程は不要な方もいらっしゃるでしょうし、お好みで行ってください。
私の製作例では黒ベースのルアーを作りたかったので、こんな塗装方法をとっています。
クリアカラーを使用すれば缶スプレー塗料だけでも様々な塗装が行えるでしょう、私が好んで行っているのもありますが。
100均グッズで簡単にルアーのウロコ模様を塗装で描く方法、さいごに
今回は100均の洗濯ネットを使用し、ハンドメイドルアー製作やリペイント際に塗装でウロコ模様を描く方法、についてをお伝えしました。
ご存知なかった方は参考にしてみてください。
より魅力的な塗装を目指し、ハンドメイドルアー製作を楽しんでもらえれば幸いです。
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